初めに、葉酸とは水溶性ビタミンB群の仲間です。そして、血液を作ることに働いて、新しい細胞を作るのに欠かせない栄養素でもあります。妊婦さんは「葉酸を摂取しましょう」と耳にタコができるほど言われますが、それはなぜか知っていますか？あまり理由が分からないまま「とりあえず葉酸を摂取しないと」と思っている方も多いのではないでしょうか。
葉酸は、不足することで二分脊椎といった神経管閉鎖障害の発症リスクが高まるので、厚生労働省は摂取を推奨しています。妊娠が分かった女性だけでなく、妊娠を計画している女性は、このリスクを減らすために400μg/日の摂取が推奨されています。そして、妊娠を計画する2ヶ月前から妊娠12週までの摂取が重要です。
では、葉酸の摂取推奨量はどれくらいなのでしょうか？妊娠していない成人は240μg/日、妊婦さんは480μg/日と言われており、妊娠したら2倍も摂取する必要があるのかと驚きますよね。
しかし、お腹の中にもう1人の生命を授かっていると考えるとなんら不思議ではありませんね。

葉酸を多く含む食品は、レバー、ほうれん草、アスパラガス、イチゴなどがあります。血液を作ることに働くということもあり、貧血の時に食べる食品もありますよね。これらから葉酸を摂取しようとすると、どうしても加熱調理する必要がありますよね。しかし、葉酸は加熱によって壊れやすく水に溶けやすいので、すごい量の食品を食べる必要があり、それだけでお腹いっぱいになってしまいます。
そのため、手軽に葉酸を摂取できる、葉酸サプリメントがおすすめです。お値段も手軽ですし、食品で摂取することに比べて、適切な量を、摂取できるので安心です。