妊活中には鉄分が必要

女性は鉄分が不足していて、貧血になっている人が多いのが特徴です。毎月の月経で鉄が体の外に出ていくので、鉄欠乏になっているからです。鉄分は赤血球を作り出す働きがあるので、少なくなると酸素や栄養が行き渡らず、卵巣や子宮の働きが鈍くなります。さらに鉄が不足すると、ミトコンドリア内のエネルギー生成が低下します。体のエネルギーが足りず、受精卵が思うように発育しない可能性もあるのです。

体外受精を繰り返しているのに、思うように受精卵が育たない場合は発育停止している可能性があります。そして鉄分が足りない女性は、冷え性の可能性も高いです。体内の鉄を増やし、貯蔵鉄を上げることは体を温め不妊の治療にもプラスになるでしょう。鉄分は、子宮内の粘膜を作るので支給が厚くなることで、受精卵が着床する可能性がアップするでしょう。着床後も胎児の成長に、影響します。血液から胎児に充分な酸素や栄養が届かないと、未熟児や低体重児の可能性もあるからです。

レバーやホウレンソウには鉄分が含まれていますが、毎日食べるのは難しいという女性は多いです。しかし意識して、肉を食べることで体は温まります。そして、ビタミンcを一緒に取ることで鉄の吸収率が高くなります。

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